3月5日(土)に日本畜産物輸出促進協議会・鶏卵輸出準備分科会主催による日本の卵を使った料理講習会を行いました。香港の皆様に日本のたまごの美味しさや安全性を知ってもらおうと開かれたものです。香港人有名ブロガー14名に集まって頂き、料理を作ったり、食べたりと賑やかなイベントとなりました。このイベントは香港BSにてアレンジさせて頂きました。
料理講習会は日本人シェフ・Keiさんが担当。Keiさんは香港の料理番組や雑誌コラムを持っている有名人。
日本鶏卵:料理講習会の流れ
・卵焼き(Keiさんによるデモンストレーション)
・オムライス(Keiさんによるデモンストレーション)
・各ブロガーがオムライス作りに挑戦
・試食!
まずはKeiさんが卵焼きのデモンストレーション。Keiさんを見本にブロガー1名も一緒に挑戦。
挑戦者は香港で有名ブロガー「港女(ゴンノイ)」。
彼女の旦那さんは自分の私生活を4コマ漫画で描く有名なマンガ家で、港女さんとの仲の良さが良く出ている香港で大人気な漫画となっています。そんな港女(ゴンノイ)の登場に、少しざわめくスタジオ内。
しかしKeiさんは全く動じず卵焼きのコツを伝授します。
・フライパンは卵焼き用の四角い物がなければ小さめのを使用する
・弱火でつくる
・ゆっくり焼く、焦らない
・卵を薄く引いて巻き上げる
・卵を落とす前にフライパンに薄く油を引く
・卵焼きと同様、ゆっくりと焼くこと
・卵を入れた後、表面に穴が開くのでかき混ぜない
最後、卵でご飯を巻き上げます。ここでのコツはご飯を真ん中に置き、卵の端を軽く巻き上げて置くこと。お皿を片手に持ち、フライパンを一気にお皿へ向かってひっくり返します。この動作に「おー!」と声が上がりつつも「あれをやるの?」と少し不安げな参加者達。仕上げにはきれいなキッチンペーパーやタオルを使って形を整えます。(直接触ると熱いですからね!)
デモンストレーションが終わったところで、いよいよ参加者がオムライス作りに挑戦!実は参加者全員がオムライス作りは初めて。少し不安げな表情が浮かんでいますが、初オムライス作りに少し戸惑いながらもスタート!
オムライス作り始めると参加者は皆、真剣かつ楽しそうな表情に変わっていきました。出来上がったオムライスは、どれも初めてとは思えないほどのできばえ。オムライス上のケチャップは普通にシマシマ模様にしたり、自分のイニシャルを書き込んだりと日本と変わりません。
そして、試食タイム!
日本のたまごは味が濃厚なので、チキンライスの味にも負けず卵の風味がしっかり。初めに作った卵焼きも配られ、日本のたまごの味を堪能しました。試食を楽しむ横で、Keiさんが準備していたデザート「日本のたまごを使ったプリン」が登場。
プリン表面に砂糖をまぶし、バーナーで焼き、クリーム・ブリュレ風に仕上げます。
スタジオ内は卵と砂糖の甘い香りが充満し、楽しい空気に包まれました。
イベント後のアンケート結果によると、参加者全員が「美味しかったので、今後、日本のたまごを食べる」と回答!価格もそれほど高くないし、生食にこだわる安全な日本の卵を是非、香港中で食べてもらいたい!香港BSのメンバーも香港にいながら、日本のたまごを使って卵かけご飯を楽しんでいます!
今回使用したチキンライスは炊飯器に材料を入れて炊くだけの簡単レシピです。材料(米 2合、鶏もも肉(細切れ)100g、玉葱のみじん切り 1/2個分、 ケチャップ 大匙6、中濃/ウスターソース 大匙1、マヨネーズ 大匙1、顆粒コンソメの素 小匙2)を炊飯器に入れて、混ぜて炊くだけ!仕上げには大匙1~2のバターを混ぜると風味が増します。
香港BS K.Kより