観光スポット

2017.07.07

大澳(タイオー/Tai O)ピンクイルカ・棚屋

ピンクイルカ

香港最大の島ランタウ島に位置する大澳(タイオー/Tai O)は絶滅危惧種に指定されている「ピンクイルカ」や「棚屋(写真左上)」という特殊な水上建築を見学できる有名な観光スポットです。大澳は昔から漁村として有名で、独特の街並みや生活スタイルが香港人・外国人を問わず多くの人々を引き付けています。

大澳への主な行き方を2つをご紹介します。
・中環(セントラル)フェリー乗り場から、梅窩(ムイオー)行きに乗り、1時間(スピード船なら30分)、梅窩到着後はフェリー乗り場前にあるバスターミナル から大澳行きの1番バスに乗り更に約1時間です。

・東涌(トンチョン)駅からは、徒歩5分くらいの位置にある昂坪バスターミナル(360のケーブルカー乗り場の横)から11番バスに乗り、大よそ1時間。

大澳に到着するとすぐにピンクイルカウォッチングの案内があります。チケットは20~30香港ドル(約300~450円)でツアー時間は約20分ほど。ボートに乗って沖でのイルカウォッチングと「棚屋」を海から眺められるという大澳ならではの内容となっていますので、是非試してみてください。日時によっては無料ガイドがボートに乗り、ピンクイルカのことや大澳の歴史について広東語で案内をしてくれます。

ボート

ツアーの順路ですが、まずは大澳の家並に面する海を進んでいき、すぐに「棚屋」と呼ばれる高床式で作られた建物が見えてきます。部屋が水辺に付きだした状態で、部屋の床の下はすぐ海となっています。また海に面したベランダからすぐにボートに乗れるような作りにもなっており、生活と海が非常に密着している様子が感じられます。

棚屋を通貨すると後は沖へ向かい、ピンクイルカを探しに行きます。私が訪れた時はとてもラッキーですぐにピンクイルカの親子の姿が見えました。現在、ピンクイルカは絶滅危惧種となっており、ピンクイルカの姿が見られることは少ないのだとか。ピンクイルカが見られた時にはガイドさんも興奮気味に「皆さんは本当にラッキーですよ」と語っていました。ガイドさんによるとピンクイルカは子供の頃は色が灰色で大人になるにつれ色が抜けてピンクに変わり、またママイルカは3年間付きっ切りで子育てをするのだとか。

タイオ―散歩

大澳は海の上だけでなく、街中の散歩にもお勧めです。

大澳は海と生活している街だけあって、小さな通りには海鮮の干物がずらっと並んでいます。値段や品質にうるさい香港人の多くが大澳で買い物する姿を見て、大澳の海鮮干物は安くて品質が良いのだろうと感じました。その他にも店先ではイカやホタテを焼いた香ばしいにおいが漂っていたり、地元レストランが所狭しと並んでおり、食べるものにも困りません。山と海に挟まれた大澳は大都会香港とは思えないほどゆったりとした時間が流れていてそこにいるだけで気持ちがのんびりします。

干物

その他大澳で目立つ建物には、100年以上もある元警察署を改築して作られたホテル「大澳文物酒店/Old Tai O Police Station」があります。海辺の小高い丘に建てられた西洋風の建物は香港の歴史を感じさせ、ひときわ目を引きます。宿泊客でなくてもレストランで食事やお茶ができますので行ってみてはいかがでしょうか。

≪大澳の場所≫
・中環(セントラル)から行く場合。
 中環(セントラル)フェリー乗り場6番から梅窩(ムイオー)へ。高速船は30分、普通船は1時間。
その後、梅窩(ムイオー)フェリー乗り場前にあるバスターミナルで大澳行きの1番バスに乗車。約1時間で到着。

・東涌(トンチョン)から行く場合。
東涌(トンチョン)のMTR駅から徒歩5分くらいにあるバスターミナル(昂坪(ゴンピン)360のケーブルカー乗り場横)から11番バスに乗車。約1時間。

場所:大澳(タイオー/Tai O)

地図:https://goo.gl/maps/y4oN5W4nFUJ2

香港BS K.Kより

2014.12.30

[観光]黄大仙(ウォンタイシン)

黄大仙(ウォンタイシン)

黄大仙(ウォンタイシン)は、香港で最も有名な道教、仏教、儒教の3つの宗教からなるお寺です。

「心から願えば、全ての望みを叶えてくれる」と言われており、香港人や観光客が集まる人気のパワースポットとなっています。お寺以外にも、占いスポットとしても有名です。

黄大仙 買い物

黄大仙は、MTR観塘線の黄大仙駅B2出口から徒歩2~3分程で到着します。お寺参りに必要なお線香などは、黄大仙付近で購入ができるため、手ぶらで訪れても結構です。お願いごとをしたい!占いをしたい!香港文化に触れてみたい!という方は「黄大仙」まで足を運んでみては如何でしょうか?

黄大仙でお願いごとをする(基本編)
黄大仙 お願いごと
1.黄大仙付近でお線香を購入して下さい。(お線香の太さは気にしない。)
2.「嗇色園」の鳥居をくぐり、本殿に向かいます。
3.途中の「点香区・點香區」という場所でお線香に火を灯してください。
4.お線香を持ち本殿に向かいます。(お線香が人に当たらないように注意!)
5.本殿に向かって、「三礼とお願い事」をして、3本のお線香をお線香立てに立てます。

6.別の場所でも同様の動作を繰り返し、お願いごとが完了です。

占い「求籤(カウチム)」をする(基本編)
黄大仙 求籤
1.黄大仙の本殿近くに「竹筒、えんぴつ、紙」がありますので借りて下さい。(無料)
2.本殿前の広場で跪き、本殿に向かって願い事を唱えながら竹筒を振ります。
3.願い事を唱える際には、名前、生年月日、住所を念じる方も多いようです。
4.しばらくすると竹が1本落ちますので、竹に書かれた番号を紙に書きます。
5.竹筒、えんぴつを元の場所に返却してください。
6.本殿を背に右手に下ると、占いエリアに到着します。
7.好みの占い師に竹に書かれた番号を伝えます。(日本語ができる占い師もいます)

8.番号に合わせた用紙を占い師が取り出し、その結果を解説してくれます。

≪ 黄大仙の場所 ≫

MTR観塘線の黄大仙駅B2出口から徒歩2~3分程度

場所 : 2, Chuk Yuen Village, Wong Tai Sin, Kowloon (九龍黄大仙竹園2)

地図 : http://goo.gl/T28HLH

2014.12.12

[観光]女人街(ノイヤンガイ) 旺角(モンコック)

女人街 旺角

香港で、最も有名な観光ショッピングスポットといえば「女人街」。露店がひしめき合い香港下町の雰囲気が残るにぎやかなストリートです。

女人街には女性向け商品を中心とした、アクセサリー、バックなどの小物、洋服やチャイナドレスなどの服飾品、翡翠風ブレスレットや干支キーホルダーなどの開運グッズなどで商品が溢れ返っています。正午頃から夜11時までの営業と言われていますが、早い時間に行くとオープンしていないお店も多いため、16時以降に訪れることをオススメします。夜になると各露店のライトアップにより、昼間のような明るさとなります。

女人街での買い物では「値段交渉」が重要!必ずといっていい程、高い値段が提示されるので、片言の言葉と電卓を使って半額を目指して値段交渉をすることが大切です。値段が下がらず、帰ろうとすると「OKラー」と店側が引きとめてきて、交渉成立というのもお決まりのパターンです。また、値段交渉の際は広東語で「ペンディー(安くして!)」と言えば、値段交渉がスムーズに進むかもしれません。

商品購入の際は、新しい商品を出してもらい商品チェックを十分におこなった上で購入することも大切です。後から不良品が見つかっても、返金・交換には応じてもらえないケースが殆どです。

小腹がすいたら、女人街付近のスイーツ屋や揚げ物屋でのつまみ食いもお試しください。

≪ 女人街の場所 ≫

MTR 旺角(モンコック)駅のE2出口より、Nelson Streetを40mほど歩くと到着です。

場所 : Tung Choi Street, Mong Kok, Kowloon(九龍旺角通菜街)

地図 : http://goo.gl/XAtYNc

2014.12.12

[観光]男人街(ナムヤンガイ)油麻地(ヤウマテイ)

テンプルストリート

男人街は旺角にある女人街と同様、露店がひしめき合う下町雰囲気が残るにぎやかなストリートです。商品構成は女人街とは若干異なり、男性が好む商品が多くみられます。男性用のシャツ、ベルト、雑貨、絵画やアダルト商などが中心となります。

男人街の露店は夕方頃から始まりますが、大勢の人々で賑わう19時以降に訪れることがオススメ!「廟街(テンプルストリート)」と書かれた鳥居がの入り口となります。露店数自体は女人街よりも少ないのですが、男人街は女人街では楽しむことのできない屋台料理や占いエリアなどを満喫することができます。

B級海鮮グルメを屋台で楽しむ!

テンプルストリート 屋台

B級海鮮グルメの屋台は、香港人や外国人旅行客でいつも賑わっています。廟街の鳥居近くから始まり、屋台が立ち並ぶ様は女人街とは全く異なる雰囲気です。

下町雰囲気が溢れる道には、生きた魚や貝が入った発泡スチロールの箱が並べられており、お好みの海鮮を選らんで調理してもらうことができます。ただし、メニューに書かれていない海鮮食材を選ぶ際は注文前に値段の確認をお忘れないようにしてください。

テーブル、食器や手を拭くための、ティッシュペーパーやウェットティッシュはお忘れなく!

廟街で占いを楽しむ!

テンプルストリート 占い

廟街(テンプルストリート)では、人相、手相、四柱推命やタロット占い、香港ならではの「文鳥占い」などを楽しむことができます。仕事や結婚などの占ってもらいたい内容を占い師に伝えて始まります。

「日本語できます」と言う看板がありますが、どこまで話せるかは分かりません。占い師に話しかけながらフィーリングのが合う占い師に依頼するのがオススメです。言葉に不安がある方は、通訳ができるお友達や知り合いと訪れると良いでしょう。

占いスポットは、佐敦側の廟街からB級海鮮屋台や男人街の露店を抜けて、突き当りの甘粛街(Kansu St)を廟街側に進むと到着となります。

なお、男人街を抜けると、香港土産に最適な「ジェード・マーケット(玉器市場)」があります。ジェード・マーケットには400軒以上のお店があり、複数のデザイン翡翠を楽しむことのできる買い物スポットです。夕方5時までが営業時間となりますのでご注意ください。

≪ 男人街・廟街の場所 ≫

MTR 佐敦(ジョーダン)駅のA出口を出て右に曲がり、佐敦道を100mほど進むと到着します。

場所 : Temple St., Yau Ma tei, Kowloon(九龍油麻地廟街)

地図 : http://goo.gl/bplxn9

2014.12.04

アベニュー・オブ・スターズ(星光大道)尖沙咀(チムサーチョイ)

アベニュー・オブ・スターズ

星光大道

尖沙咀(チムサーチョイ)にあるアベニュー・オブ・スターズ(星光大道)には、香港映画を中心とした香港スターの手形や銅像などのモニュメントが並んでおり、香港映画ファンにはたまらない場所の一つと言えます。

撮影ポイントは複数ありますが、日本人にとって最も有名なのはブルース・リー(李 小龍)の銅像であり、日本人のみならず多くの観光客が銅像周辺に集まり連日記念撮影をしています。ブルース・リーと同様のポーズで想い出を残してみてはいかがでしょうか?空が暗くなる前(16時前)に訪れることがポイントです。

手形では、ジャッキー・チェン(成龍)、サモ・ハン・キンポー(洪金寶)、ジェット・リー(李 連杰)、ジョン・ウー監督(呉 宇森)など沢山の有名スターの手形があり自由に手を合わせて楽しむこともできます。(ブルース・リーの手形は残念ながらありません。)

また、アベニュー・オブ・スターズ(星光大道)は夜景スポットしても有名であり、尖沙咀から香港島を眺める夜景は香港内で最も美しい夜景の一つです。

20時になると約15分間のシンフォニー・オブ・ライツが開始され、壮大な光と音のショーを楽しむことが可能です。

シンフォニー・オブ・ライツは → [夜景]シンフォニー・オブ・ライツ 尖沙咀(チムサーチョイ)

≪ アベニュー・オブ・スターズ(星光大道)の場所 ≫
1.MTR 尖沙咀駅から直結しているMTR 尖沙咀東駅J2出口を出ます。
2.丸い屋根が特徴の香港スペースミュージアムの方向に歩きます。

3.海沿いの道を左手に進むとアベニュー・オブ・スターズ(星光大道)となります。

場所    : アベニュー・オブ・スターズ(星光大道)

Google MAP : http://goo.gl/1nO9At